『モールの想像力 ―ショッピングモールはユートピアだ』展
at 高島屋史料館TOKYO
私的にタイムリーな展示でありました。
文字数が多いとは聞いていたので覚悟してましたが、全部見る(読む)のに1時間半くらいかかったよ。
最初から本にしてくれという気もしますが、いろいろと仕掛けもあったり。
映画『ゾンビ』はショッピングモールを舞台にした西部劇だった。
ショッピングモールとは街である。
ショッピングモールはパラダイス(ユートピア)か?
などなど、ショッピングモールとは何かを考え続けている最近の私にとってキャッチーな言葉が並びます。
『自転しながら公転する』ではショッピングモールは街であると同時に出ていくことのできない閉塞感も。
子供の頃から日常風景にショッピングモールがあった若い世代にとってはhood(地元)であり、懐かしい対象であると。
『メガゾーン23』
『フードコートで、また明日』
『サイダーのように言葉が湧き上がる』
ちゃんと見てみたい。
百貨店展に続く展示だそうですが、なぜ百貨店でモール展?と思いましたが、日本で最初のモールが玉川高島屋であるなら納得。
郊外型モールの広いスペースを使って同じ展示を長い横並びでやってほしい気持ちもありますが、なかなかマニアというかサブカルなテーマを果敢に取り上げてくれた日本橋高島屋に感謝。